自動車を乗り換えるとき、今まで大切に乗った自動車を、近くの自動車ディーラーや中古車の自動車販売店などの業者に自動車の買取査定を依頼して、最終的に業者とお打合せをして、所定の手続きを行うことになります。

この手続きで自動車ユーザーは、自動車ディーラーや中古車の自動車販売店、専門の中古車買取店などの業者に対して、買取査定を依頼した自動車を、お客様ご自身が中古車として販売するのか、それとも自動車の廃車処理となる、使用済み自動車として引き取っていただくのか、このどちらかの意思をはっきりに伝える必要があります。

お客様が今まで乗っていた愛車を中古車として手放すとき、例えば、中古車の買取り会社へ見積もり査定を依頼して、中古車として買取りして手放す場合や、中古車を買い替えで買うので、その時に今までの愛車を下取りしていただくケースがあります。

お客様は、自動車ディーラーや中古車販売店などの業者に愛車を引渡し、このとき、自動車の買取り業者から自動車としての車両価値の本体金額と自動車リサイクル料金を車を買取した業者から受取ります。

このように、自動車のリサイクル料金は、一番最初の自動車所有者が自動車リサイクルセンターへリサイクル料金を支払い、次の所有者、自動車を買取って引き継いだ方が、最初の自動車の所有者に対して、自動車リサイクル料金を支払う仕組みになっています。

今まで乗っていた車を廃車として終わりにする、使用済み自動車として手放すときは、地方自治体に引取り業の登録を行い、店頭に引取り業の標識や登録通知書を掲げて告知している、新車の自動車販売ディーラーや、全国規模の中古車販売店、お近くの自動車整備工場、廃車の手続きや廃車の引取りを専門に行う自動車解体業者などに使用済み自動車を引渡します。

このとき、未支払い分の自動車リサイクル料金がある場合、その料金を支払わなければなりませんのでご注意下さい。

そして、引取業者からは、自動車の永久抹消登録に必要な使用済自動車引取証明書を受取り、正式な愛車の廃車手続きがスタートします。

この愛車を使用済み自動車として、廃車の手続きを行い、適正処理の廃車処分を行う愛車で、車検の有効期間が残っている自動車を使用済み自動車にする場合、残りの有効期間に応じて自動車重量税の還付を受けることができます。

自動車重量税の還付の手続きは、運輸支局などにおいて、永久抹消登録などの手続きと同時に行いますので、詳しくは愛車の廃車手続きを依頼する、専門業者にご確認することをお勧めいたします。